ローソンストア100

買い物中の女性

ただのコンビニではない、100円ショップのローソンもあります。 ローソンストア100は100円ショップのような生鮮コンビニで、略してローソン100と呼ばれる店舗です。
100円ショップとは店内の商品がほとんど100円のお店で、特別なものを買わなければ品数*100円で会計時の金額がわかります。 缶コーヒーも100円、カップラーメンも100円、スイーツも100円、スナックも100円、雑貨も100円、ですが雑誌やタバコは定価を無視して100円で販売するわけにはいきませんので、100円では買えません。
それでも店内のそれっぽいほとんどの商品は100円ですので、値札が付いていなくてもバイトの人に「これいくらですか?」と聞く必要はありません。 普通のコンビニなら150円位しそうだな、他のローソンなら130円で売ってそうだなという商品でも100円で売っているのが100円ショップです。
もともとは株式会社バリューローソンの運営でしたが株式会社ローソンの連結子会社株式会社九九プラスに吸収合併されるなど紆余曲折を経て、現在は株式会社ローソンマートの運営になっています。
ローソン100は生活用品や各種サービスを行っているコンビニとはちょっと違い、スーパーのように野菜やお肉を多めに扱っています。 ファミリーマートやセブンイレブンなどで売っているいわゆるコンビニ弁当目当てのお客さんよりも、自炊をするための食材を買いに来る単身者向けに考えられています。 ですがお弁当を扱っていないわけではなく、メインではなく100円以上はしますがお弁当も置いています。 自炊に必要な食材や調味料がメインとなりますが、普通のコンビニで扱っている商品なら同じように取り揃えている店舗もあります。
またコンビニと同じように24時間営業の店舗がほとんどでお酒やタバコの販売もしていますが、24時間営業でなかったりタバコやお酒の販売はしていない店舗も存在しますので、店内に入る前に看板をみて判断しましょう。
ローソン100はコンビニと同じサービスを提供していると思っている人もいますが、ノーマルのローソンでしか行っていないサービスもあります。 切手の販売はどちらのローソンでも行っていますが、共料金の収納代行はローソン100では受け付けていませんし、チケット発券サービスもやっていません。 やや制限されたサービスなのがローソン100で、その分単価の低い商品が多いと考えておけばよいでしょう。
全国の店舗数はローソンよりも少なく約1200店ほどで、株式会社九九プラスの運営していたSHOP99からローソン100に看板を変えた店舗も多くあります。 ノーマルローソンにしかない商品もあればローソン100にしか置いてない商品もありますので、必要に応じてどちらの店舗へいくか上手に使い分けましょう。
今夜は鍋でもやろうか、という時や簡単な料理を作って友人をもてなす時はローソン100で料理に合わせて材料を買えば安く済ますことができますし、急におでんが食べたくなったり電子マネーが必要になった時は普通のローソンへ行ってついでにビールとおつまみなんかも買ってしまえばいいでしょう。
コンビニでバイトをしようと考えた場合、ひょっとしたらローソン100なら商品の値段も100円が多いからレジも楽かな、100円の商品ばかりならきっと軽い物が多くて力仕事も少ないかな、と考えてしまいますが、どちらにせよ商品は等しくレジに通しますし、小さい商品を運ぶ場合はダンボールに入ったまま持ち運ぶでしょうから、それほど労力は変わらないでしょう。
受け付けているサービスが少ない分覚えなければいけない仕事は少ないかもしれませんがそれほどの違いはありません。